槇原敬之
「237」Circle of Rainbow
流れ落ちるビクトリアの滝舞い上がる水煙に太陽が描く巨大な丸い虹がテレビに映るいつかこの目で見たいと旅に想いをはせかけて横にいる犬に気づきしばらくはお預けだったと思い出す心なしか申し訳なさそうな顔をしている様に見える気にするなよ 冬の朝も明けるそろそろ 散歩に出かけよう歩道に差し込む朝陽が眩しくてクシャミをした犬の鼻先に...Dance with me.
こんな曲じゃ 昔はうまく踊れなかったのにねエスカレーターに乗るように初めの一歩も自然に踏み出せるもともと苦手だからきっと僕の踊りは変だよでももう気になんてしない悪くないと君が笑ってくれるから足を踏まないようになるのはもっと年をとってからでもいい今日の音楽に合わせて僕らの今日をちゃんと踊ろうどんな曲が聞こえてくるだろう心...GREEN DAYS
ほどけた靴ひもを直そうと君がしゃがんだら目の前に緑色の道が続いてたそれぞれがちゃんと一人で悩んだと分かったダイニングを出た僕らに湿った夏の夜風よかった この世界はサイテーだと誤解したままで今日一日が終わらずにすんだよ君といたからだわからない事だらけでもホントの事だけ探していこうそんな気持ちを誰もがきっと青春と呼ぶのだろ...遠く遠く
遠く遠く離れていても僕のことがわかるように力いっぱい 輝ける日をこの街で迎えたい外苑の桜は咲き乱れこの頃になるといつでも新幹線のホームに舞った見えない花吹雪思い出すまるで七五三の時のよにぎこちないスーツ姿も今ではわりと似合うんだネクタイも上手く選べる同窓会の案内状欠席に丸をつけた「元気かどうかしんぱいです。」と手紙をく...島育ち~人の歩く道~
ずっと心沿わしながら緑の低い垣根のあいだの細くつづく白い道を歩いてるそう すれ違う誰とも 挨拶を誰もが交わしたくなってしまうように計り作られたような白い道向こうからやって来た君と今日は同じ向きに向いて 歩く嬉しさよ海への近道を君に教えてあげる君だけの目印を覚えておきなよ何も難しくないさこの世界には同じものは一つもないん...明けない夜が来ることはない
窓に映るのは一つ 頬杖を付きながら明けない夜を信じてしまいそうな僕だけ今このスタンドを消せば世界は僕の心と同じ上か下かも解らない暗闇に飲まれそうだあまりにも違う高さの襟もとに目がいった僕はボタンを掛け違えたままシャツを着ている例え人を責めても自分の事は一度も省みず生きてきた僕の本当の姿だろう掛け違えたボタンを自分で正せ...ハトマメ~Say Hello To The World.~
いろんな国から来た人で 浅草寺は今日もにぎやか仲見世通り抜ければ 晴れ空と香炉の煙いつもの様に鳩豆を 買う僕の目に飛び込んできた鳩豆を自分で食べてる The tourist from somewhereそれは鳩の食べるもの そう教えてあげたいのに何も言えなかったあの日 僕は英語を習うと決めたThose are peas...Good Morning!
誰の心の中にも必ず天使と悪魔がいるんだ君の心にも僕の心にも天使と悪魔はいるんだ天使は君の人間らしい行いで目を覚ますんだ悪魔は君の人間らしくない行いが何よりも大好き何も難しいことじゃない 何も用意する必要もない自分の天使を呼び覚ます方法は誰にでも直ぐに出来るGood morning, Good afternoon,Goo...