• 槇原敬之

    「237」
  • OCTAVERS

    OCTAVERS

    (Will never change forever you)(Never change forever,yeah!)深夜営業のレストランに10時に待ち合わせたもう親の車じゃないんだよと得意気に愛車を見せるくすぐったいような懐かしさで最初はぎこちないけど5分もたてば悪い 冗談もうはじまってる大好きな歌をつんだらきっとだ...
  • 恋はめんどくさい?

    恋はめんどくさい?

    ねむれない夜があったのは覚えてる予感だけが胸の中にすすきをゆらすよに吹いてた独りぼっちにもなれてうまくやっていたのに流れ星のように君は僕の前におっこちてきたさぁ どうする?この想いは世界を変えそうな勢い友達はかんたんに“いいんじゃないの”というけどWhy don't you try her love, baby?幸せに...
  • 今年の冬

    今年の冬

    電気ストーブの低いノイズと君の寝息がとける頃そっとベッドからぬけ出してキッチンでミルクをついだ幸せを確かめたくて眠れない夜があるね目ざましの赤いLEDが誕生日の日付けになった気に入ってたセーターを相棒の犬がかんでいてひどく叱りつけていたらあげたのは私よと笑った今年の冬も僕には君がゆっくり積もるこの街のあたたかいものを集...
  • SPY

    SPY

    おあずけになったデートにがっかりしていたけど偶然君を見かけたなんて運命的な2人おめかしと言うよりちょっと変装に近い服で出会った頃ならきっと見過ごしてたひょっとしたら別のやつと会ってたりして跡をつけてみようイタズラ心に火がついただけど 信じてる 信じてる君を信じてる2人の日々が大丈夫だと背中を押す指令は下された僕は T-...
  • DARLING

    DARLING

    ちょっと遅れただけじゃないかよと言いかけた僕にもう5回目だよねと君がブロックをかけた海沿いは渋滞続きおなかもすいたけどランチは君のひざの上がっちりおさえられてる理由としては充分すぎることを並べてるのにまるでわかってないと言いたそうに一瞬 僕をみただけDarling, My Darling仲直りのKISSのしるし後ろにし...
  • 東京DAYS

    東京DAYS

    星空に口笛よひびけすばらしき毎日例えば最初に自転車に乗れた日を覚えていれば新しいコトをはじめるやつをだれも笑えやしないはず24歳の夏にはじめててれもなくスケボー抱えて河べり坂道すり傷なめる僕に誇りを持ってる東京DAYS何かいいことないかとぐちをこぼしかけて遊び場さがすようになったら最後と言葉をのんだ家具屋でみつけた緑色...
  • TWO MOONS

    TWO MOONS

    君の家の前で車をとめた何かを待つ二人の静けさが少し怖くて馬鹿な冗談を 言ってその場を切りぬけたBye-Bye またね本当はKISSをしたかったさっきまで見ていた海に沿った道をも一度 通って帰る言葉で言えない切なさよ今日は満月狼にもなれやしない気弱なぼくを可愛いなんてどうか思わないでThere are two moons...
  • Witch hazel

    Witch hazel

    恋と呼ぶにはさよならを聞くことを覚悟していた僕らだった夏休み中のKISSの数が一番たくさんあったそう覚えてる僕の肌がだんだん焼けてくのをおもしろそうに見ていたよね仲間からぬけ出して借りたオープンカーカーブ切るたび髪が肩にあたった本気で好きになったみたいそう言えば君が肩をすくめ困るのが少し怖かった例えばいつか誰かと恋にお...
  • 彼女の恋人

    彼女の恋人

    僕の車にそんな風にかんたんに乗れるんだね確かにちゃんと家まで送るつもりだけど僕とあいつの間にいつか入り込んできた君を最初に好きになったのを二人は知らない雨続き終わった今夜星がたくさん見えるあいつの前でならどんな顔できれいねと言うの?勇気だけじゃできないことがある彼女の恋人は 僕の友達でももしこの車にロケットがついてたら...
  • 髪を切る日

    髪を切る日

    はさみが通るたびに想い出が落ちて行く今朝 何気なく見たパスポートの写真だけが君を覚えてる人は髪を切る前にきっと何かを片付けるだからわざわざ混んだ日曜日を選んでしまうのだろう終わる恋人同志はきっとお互いの変化をわかりあえずそれがうわべのこととさえも気付けない少なくとも僕たちはそんな風に別れた短く切って下さい彼女が嫌いだっ...
  • 君に会いに行く

    君に会いに行く

    遠足の前の日が確かこんな感じで待ち合わせの時間よりずいぶん早く出掛けた日曜日の電車はみんなやさしく見えてどんなに混んでてもおだやかに揺れているいつでもねむってしまう僕にあの時夕焼け教えてくれたこんな風に自分が素敵と思うことをわけてくれる君が気が付けば好きでしたデパートの一階で何げなく歩いてたら君の香り見つけて何だかてれ...
  • 困っちゃうんだよなぁ。

    困っちゃうんだよなぁ。

    僕がコンパに出席このこと自体が革命的なんです真面目ひとすじなんです他の女の子には興味なんてなくて図書館で見かけてるあの子に片想いムリヤリ連れてこられた 二次会はなんとディスコ僕の暮らしにはないハデさがあります女の子の洋服もなんかすごくテレちゃうでも僕もちょっとだけ参加してみたい世の中知らないことばかり僕はひょっとしたら...
  • さみしいきもち

    さみしいきもち

    自転車でなら10分と少しの君の家なのに電車の沿線は全然ちがってもう会わないって決めてから駅を見るのもいやだったけれど今は割と平気別れてから全然会ってないから僕の中の君は恋人の笑顔二人で目覚めた朝もちゃんと遅刻しないでバイトに行く君が好きでした正直すぎる君と僕が嘘をついてまで一緒にいれるなんて今は思わない知らない間につく...
  • ズル休み

    ズル休み

    帰り道のコンビニにはなんでもそろってるけど二人をもとに戻す接着剤はないらしい日曜出勤からつかれてもどる僕は一人ぼっちのつまった袋を片手にドアをあける留守電の点滅四件は友達の声で残りの一つはいったい何て呼べば ぼくは救われるの?人は必ず誰かに愛されてると言えるよだって僕は今でも君をとてもとても好きだから明日は月曜日会社を...
  • SELF PORTRAIT

    SELF PORTRAIT

    山のような洗濯物を腕を組みながら見ていた恋人がほしいとここで思っちゃいけないレンタルビデオは二日延滞持ち帰ってきた仕事もスピルバーグみたいに最後は奇跡をおこしたいTVで見たミッドウエイのアルバドロスみたいに誰にも教わらず僕は飛べないから忙しいという言葉が口ぐせになってる僕を許してくれるみんなのためにもがんばらなくちゃ引...
  • No.1

    No.1

    お互いのことをもうさぐるのはやめようもうわかっている君は僕が好きで僕は君が好き幸せにするといつでも思ってはいるけどどんな風にすればいいかこの僕にもわからないそんなもの二人で歩いてみよう一人ぼっちだった自分をお互いに忘れずにいればきっと平気今までで一番素敵な恋をしようよもうこんな僕でいいかなんて思わない世界で一番素敵な恋...
  • CLASS OF 89

    CLASS OF 89

    どうして君は 僕のことを追い越して行ったの?四年も二人 通った場所が嘘になって行く久しぶりに届いた 君からの手紙はびんせんも文字も 何だか大人びていて僕よりも少しだけ 年上の人と来年には結婚すると 書いてあったちらかった部屋で ジャンクフード片手に手紙を読んでる そんな僕は十八の頃に 抱えこんだ夢と君を想って 変わらず...
  • 雷が鳴る前に

    雷が鳴る前に

    突然雨が降り出して僕のリュックと肩がにじんで何だか急に君に会いたくなった駅前のTAXI乗り場は明日の休み知ってる人達笑顔の比率が高い僕は明日も早いとにかく公衆電話まで行こう確かコンビニが近くにあった憶えたての君の番号もうソラで言えるかな!?次の雷が鳴るまでに数をかぞえたあの頃はまだ君を好きになるなんて思わなかった雷鳴が...
  • 君は僕の宝物

    君は僕の宝物

    君が僕を好きだとわかったその日の帰り道の公園で人に聞こえたってかまわない気持ちで大笑いしたんだ電車が終わったわけじゃないけど土曜の夜から日曜の朝までドーナツ屋でずっとしゃべってでもとても楽しかったね神様 ねぇ もし僕が彼女といることあたりまえに思ったら力いっぱい つねって下さい幸せの意味を忘れぬように今の僕は抱えきれな...
  • くもりガラスの夏

    くもりガラスの夏

    思い出 焼き付けた日光写真のように僕は真っ黒になった今年の夏いつしかベッドにぼろぼろはがれ出して自分のためだけにシーツを洗うよ君がどうしていなくなったのか答えを探すように洗濯機が回るのを眺めていた自分勝手なくせして笑顔で僕を負かしたヘソを曲げてしまったらどこかに行っちゃいそうだったあの海 汗でずれ落ちたメガネ 指でなお...