槇原敬之
「237」Chocolats et Sweets
あなたが口の周りと指をべたべたにしないと食べられなかった頃から何も変わらないこのChocolatいまもあのガラスケースの中みんなきちんと並んであの頃の君思い出してあえる日を楽しみにしてるうれしかった時も ひとつないた時も ひとつ恋をした時は半分で我慢していた忘れた時は食べてごらんよあなたを育んだどんな愛も覚えてるよあの...Taking The Central Course
正しいことをしようとしてるかいつも確かめ合っていよう僕らが信じようと決めたこと物差し代わりに心に当てながらどこかに味方がいるなんて変な希望はもたないでいよう世界が僕らと反対のことを正しいと言う時が来てもその世界の真ん中の道を君と一緒に胸張って歩いていきたいんだ悪く言われれば平気じゃないでもだからこそ その傷みを胸に僕ら...僕の今いる夜は with 槇原敬之
真夜中に目が覚めたら この夜の中 自分だけ取り残されたような 孤独な気持ちになった一人の方がいいさと あれほど言っていたくせにつけっぱなしのラジオの声に しがみつ<心思い託したリクエストの 歌がスピーカーから流れこの部屋をゆっくりと満たしてゆく僕は窓の外を見た目に見えないけれど思いを乗せた歌がいくつもこの夜空を飛び回っ...WE LOVE YOU.
今ここにある何一つでも欠けていたならばきっとこの手の中の幸せはなかったと思う ありがとうやっと手にした幸せを見つめていた顔を上げて愛おしむように周りを見回した後君はそう言ったこの空も風も雑踏も見慣れた椅子も何もかもが幸せそうにしている君を笑顔で見ている気がしたもしもこの世界のすべてが言葉をはなせるなら君の事を大事に思っ...Orange Colored Sky
遠く夕日に赤く燃える雲を僕は立ち止まってみてる美しさに震えてしまう心を止める術などない汚いものを綺麗だと間違いだと思うことを正しいと例え口では言えても自分の心には嘘はつけない根性なし人らしく生きる事と引き替えにしてまで何を僕は欲しいというのだろうものに溢れたこの街で信じたものを貫いて食えなくなってのたれ死ぬのも悪くない...どんなときも。
僕の背中は自分が 思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ旅立つ僕の為に ちかったあの夢は古ぼけた教室の すみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは電車でも時間でもなく 僕かもしれないけどどんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために「好きなものは好き!」と言える気持ち 抱きし...LOVE LETTER
線路沿いのフェンスに夕焼けが止まってる就職の二文字だけで君が大人になってく向かいのホーム特急が通り過ぎる度とぎれとぎれのがんばれが砂利に吸い込まれていくホームに見送りに来た友達に混ざってきっと僕のことは見えない大好きだ 大好きだってとうとう言えないまま君は遠くの街に行ってしまう何回も 何回も 書き直した手紙はまだ僕のポ...祈りの歌が聞こえてくる
歌は誰の唇にも止まる鳥がどんな枝にもとまるように今日も君の唇に歌はとまり君の声を借りて歌う下手だから恥ずかしくて聴かせたくないというけど何かに夢中の君が知らずに歌う歌が大好きなんだだから今だってその唇にとまった歌が逃げていかぬよう気付かないふりで耳をすまして聴いているんだ歌は誰の唇にも止まる鳥がどんな枝にもとまるように...