• 徳永英明

    「175」
  • 大事にするよ

    大事にするよ

    いつだったか君は言ったねこの空の青さがね…永遠ならいいね君の瞳に映る明日は何色に見えたんだろう傘もささずに雨の中を走るのが好きだよね、ずぶ濡れになっても空と君を遮る方が息苦しいんだね…きっと信じてゆくということは何も疑わず愛せること見失いそうなこの時代に大事にするよ、守ってゆくよ傷つけられ失くした理由は自分の撒いた種が...
  • 透徹の空

    透徹の空

    あなたが私にくれた青いダイアリーすれ違いの生活の中を繋いだ唯一のもの記憶を辿ればあなたの笑顔を知らない綴られているだけの私をあなたも知っていただけ遠くても触れたかったあなたの声と気持ちに日記を開いて見せたあなたの悪口書いて叱られながら綴った日記、涙で文字が滲んだ壁の向こうのあなたの気配が小さくなってゆく、途切れたままに...
  • 砂時計

    砂時計

    あと五分だけ待つよ砂が流れ落ちるまではあなたはいつものように言い訳を考えている言葉詰まるあなたを見ているのが怖くて濡れない場所から雨を見ていたもう歩くね…ここからは一人で歩いてゆく出会った頃の笑顔取り戻して雨上がりの木漏れ日が新しい靴に光を届けてくれているから砂時計になった心はグルグル回って凍りついた昨日はするりとこぼ...
  • 翼はなくても

    翼はなくても

    僕らには翼はなくてもあなたの場所なら知っている夜空に輝く一番星でしょう僕らをどんな日も見守ってくれている心に降り注ぐ勇気と愛の詩僕らは歩き出すあなたと巡り逢うためあなたに翼があるなら僕らの場所まで飛んできて思い出だけでは明日が創れないあなたの笑顔に逢いたくて…逢いたくてこの手で抱きしめたあの日は風の中空っぽの腕の中はあ...
  • 最後の言い訳

    最後の言い訳

    寝たふりがこんなに つらいことだとは今落ちた 滴は涙だねそして君が出て行く 夜明けを待って暗闇が怖い君のことだからいちばん大事なものがいちばん遠くへいくよこんなに覚えた君のすべてが思い出になる誰からも君なら 好かれると思う心配はいらない 寂しいよ無理に僕のためだと さよならの理由思ってる君だからせつなくていちばん近くに...
  • 君のいる場所に僕は生きてゆく

    君のいる場所に僕は生きてゆく

    目を閉じて抱き合えば二人の行方に漂う光と影おぼろげな戸惑いは振り払えばいい 明日が見えてくるから迷わないで 信じていて君のいる場所に僕は生きてゆく手をつなぎ踏み出せば二人の未来に訪れる二つの空したたかな陽炎に惑わされないで 幻は消えてゆくよ離さないで 信じていて君のいる場所に僕は生きてゆく迷わないで 信じていて君のいる...
  • 小さな祈り~P.S.アイラヴユー

    小さな祈り~P.S.アイラヴユー

    あなたのそばにいれたらなにも望むものはないかけがえない この愛のためになにが 出来るのだろう静かなその微笑み名前を呼ぶ声も出逢えるずっとずっと 前から知ってた 気がするからあなたのそばにいれたらなにも望むものはない終わりの無い 旋律(メロディ)のようにずっと 寄り添っていたいふたり交わした言葉すべてが いつの日か心に届...
  • 今はさよならだけを言うけど

    今はさよならだけを言うけど

    涙の色 あふれる前に君の部屋を 出るよ嘘だよねって好きだよねって声だけの君に今はさよならだけを言うけど今はさよならだけを言うけど今は…ドアを閉める 勇気の傍に君がくれた 時計安いけどって似合うはずって黄昏に 揺れてきっと泣いてる君がいるけどきっと泣いてる君がいるけど僕は…今はさよならだけを言うけど今はさよならだけを言う...
  • −君がくれた愛のしるし−

    −君がくれた愛のしるし−

    ねえ傷つくことが明日を創り出すのかな?ねえ傷ついたままいまを生きていくのかな?こんな事思うなんて君は笑うかなこんな事思うから君は去って行くのかなねえこんな思いが明日を創り出すのなら…楽しいって笑えるってずっと続けばいいけど強がって笑ったって僕らしくないさ…月明かりの君の笑顔に心の在り方を感じたもう答えを捜す事はやめよう...
  • 愛が哀しいから

    愛が哀しいから

    恋なんか もうしたくなかったと微笑んで 涙浮かべてる君怖いのは 僕も同じなんだよだけど今 嘘はつきたくないよ愛することを 知ってしまったら子供にはもう 戻れはしないけど人はきっと 強くなってゆくんだ愛が哀しいから涙をくれたんだろう言葉だけじゃ 届かない日のためにだから泣いていいよその瞳の奥まで閉じないで僕がすべて受け止...
  • ことば

    ことば

    心から愛していたあなたのことを今は会えなくなったけどあなたとの記憶だけは時が経ってもやさしい気持ちで語れるの遠ざかるあなたの足音を今でも追いかける夢を見るよたあいのない言葉を口にしてしまってごめんねと言えなかった言葉って本当は仲良くなるためにあるはずなのにね素直になれなくて涙をずっと堪えながら背を向けていたあの日のこと...
  • 永遠の果てに

    永遠の果てに

    答を聞かせて僕等は 何処へゆくのか小さな流れが 海へ着く様に答を聞かせて心は 何処へゆくのかこの指でさえも 土に還るのに燃えながら降りそそぐ星達よその旅の終りにあんなにも 眩しく輝くのは哀しみのせいじやない誰もが 生まれる 涙 溢れるままに力の限りに 泣き声をあげてすべての 命が ひとつの物語なら僕等の名前も そこにあ...
  • 壊れかけのRadio

    壊れかけのRadio

    何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオいくつものメロディーが いくつもの時代を作った思春期に少年から 大人に変わる道を捜していた 汚れもないままに飾られた行きばのない 押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadioいつも聞こえてた...
  • 抱きしめてあげる

    抱きしめてあげる

    心の真ん中が痛いあなたを思うたび決して離したりしないから抱きしめてあげよう重ね合う指を見つめあなたの日々を思った悲しみに触れたこと誰かを愛したこと心の真ん中が痛いあなたを思うたび決して離したりしないから抱きしめてあげよう出来るなら時を越えて幼いあなたに 逢いたい眠れずに泣いた夜この手で消しにゆくよ体の真ん中が痛い心が叫...
  • 壊れかけのRadio

    壊れかけのRadio

    何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオいくつものメロディーが いくつもの時代を作った思春期に少年から 大人に変わる道を探していた 汚れもないままに飾られた行きばのない 押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadioいつも聞こえてい...
  • レイニー ブルー

    レイニー ブルー

    人影も見えない 午前0時電話BOXの 外は雨かけなれたダイアル 回しかけてふと指を 止める冷たい雨に 打たれながら哀しい物語 想い出したあなたの帰り道 交差点ふと足を 止めるレイニー ブルー もう終わったはずなのにレイニー ブルー 何故追いかけるのあなたの幻 消すように私も今日は そっと雨行き過ぎる車の ヘッドライトが...
  • 壊れかけのRadio

    壊れかけのRadio

    何も聞こえない何も聞かせてくれない僕の身体が昔より大人になったからなのかベッドに置いていた初めて買った黒いラジオいくつものメロディーがいくつもの時代を作った思春期に少年から大人に変わる道を探していた汚れもないままに飾られた行きばのない押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ壊れかけのRadioいつも聞こえてたいつも聞かせてく...
  • 永遠に

    永遠に

    いま憶えば何気ない言葉で傷つけた日は素直に謝ることさえ何故かできなかった無駄に強がるたびにキミをいつも不安にさせてたこんな男ではあるけれど誰より アイシテイル永遠にキミとふたりで掌(て)を取りあいながらゆっくりゆっくりでいいから焦らず 共に行こう見上げた空には幾千の星が未来を照らしてるいつからだろう恋から愛へと変わって...
  • 最後の言い訳

    最後の言い訳

    寝たふりがこんなにつらいことだとは今落ちた滴は涙だねそして君が出て行く夜明けを待って暗闇が怖い君のことだからいちばん大事なものがいちばん遠くへいくよこんなに覚えた君のすべてが思い出になる誰からも君なら好かれると思う心配はいらない寂しいよ無理に僕のためだとさよならの理由思ってる君だからせつなくていちばん近くにいてもいちば...
  • レイニーブルー

    レイニーブルー

    人影も見えない 午前0時電話BOXの 外は雨かけなれたダイアル 回しかけてふと指を 止める冷たい雨に 打たれながら哀しい物語 想い出したあなたの帰り道 交差点ふと足を 止めるレイニーブルー もう終わったはずなのにレイニーブルー 何故追いかけるのあなたの幻 消すように私も今日は そっと雨行き過ぎる車の ヘッドライトがひと...