徳永英明
「175」壊れかけのRadio
何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた初めて買った黒いラジオいくつものメロディが いくつもの時代を作った思春期に少年から 大人に変わる道を探していた 汚れもないままに飾られた行きばのない押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ壊れかけのRadioいつも聞こえてた いつも...壊れかけのRadio
何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオいくつものメロディーが いくつもの時代を作った思春期に少年から 大人に変わる道を探していた 汚れもないままに飾られた行きばのない 押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadioいつも聞こえてた...愛し足りないわけがない...
もう時間がないのにまだ素直になれない悲しみや苦しみを背負って生きるためにあなたと出会ったわけではないよこの心の痛みを解き放てる術など未来に歩き出したあの日の私たちにもう一度、舞い戻るしかないの愛し足りないわけがない...ずっとあなただけの、そばにいる過去への償いより明日への希望だけをいまは持ち続けようあなたのためだけで...壊れかけのRadio
何も聞こえない 何も聞かせてくれない僕の身体が昔より 大人になったからなのかベッドに置いていた初めて買った黒いラジオいくつものメロディがいくつもの時代を作った思春期に少年から 大人に変わる道を探していた 汚れもないままに飾られた行きばのない 押し寄せる人波に本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadioいつも聞こえてた いつ...あなたに逢えてよかった
あなたが遠く離れてゆくその日が静かにやって来たようながすように散り始めた花びら風に舞い上がるあなたに あなたに逢えたことが 幸せで伝えて いないことばかりあなたは あなたはかけがえなく 大事な人だと こんなにも知った背中に揺られ優しさに眠ってたあの日々は 遥かあなたが あなたがくれたものが 多過ぎてひとつも返せないけれ...