槇原敬之
「243」ハトマメ~Say Hello To The World.~
いろんな国から来た人で 浅草寺は今日もにぎやか仲見世通り抜ければ 晴れ空と香炉の煙いつもの様に鳩豆を 買う僕の目に飛び込んできた鳩豆を自分で食べてる The tourist from somewhereそれは鳩の食べるもの そう教えてあげたいのに何も言えなかったあの日 僕は英語を習うと決めたThose are peas...Good Morning!
誰の心の中にも必ず天使と悪魔がいるんだ君の心にも僕の心にも天使と悪魔はいるんだ天使は君の人間らしい行いで目を覚ますんだ悪魔は君の人間らしくない行いが何よりも大好き何も難しいことじゃない 何も用意する必要もない自分の天使を呼び覚ます方法は誰にでも直ぐに出来るGood morning, Good afternoon,Goo...君の名前を呼んだ後に
寂れた駅の看板は初めて見る名前が書いてある紙コップのコーヒーは全くどこで飲んでもこんなにまずいんだろう大切なものは遠くにあると勝手に決めつけて僕は今ここにいる君は世界に一人しかいなくてこれから帰る街にいるのに君に早く会いたいよどんな言葉でもかまわない僕の名前を呼んだその後に君が何をいうのか今すぐ聞きたい今日も元気でいる...世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)
NO.1にならなくてもいいもともと特別なOnly one花屋の店先に並んだいろんな花を見ていたひとそれぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだねこの中で誰が一番だなんて争う事もしないでバケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っているそれなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?一人一人違うのにその中で一番になりたがる?そうさ ...さよなら小さな街
おまえはもうだめだと言われてばかりで誰にももう会いたくなくてこの街の一番高い煙突に僕は登ってしまったんだこわごわ下を見下ろしてみたら足が急に震えだして梯子をぎゅっと握りしめ直して僕は顔を上げてみたそしたらこの街がどんなに小さな街か生まれて初めて知ったこの街のそとに大きな街があることも初めて知ったんだ!夕焼け空に染まりな...I got a friend.
まだシャッターの降りているパン屋からいい匂いがする何年ぶりだろ こんな朝までいっしょに過ごしたのふとした僕の一言を聞き逃さずに聞いてくれた君がいなければ 僕はきっと駄目になってた オーバーじゃないたぶん僕なら楽しい時間(とき)を変えたくない ただそれだけで間違ってる事に頷いてそのまま話していたかもしれない僕が一番欲しい...これはただの例え話じゃない
ただ彼は何となくイライラしていてガラスのコップを割ってしまった飛び散ったかけらで彼は指を切り思いがけず真っ赤な血を流したガラスのコップは彼の渇きを癒すことさえ出来ずに割れたそれどころか鋭い破片で彼を傷つけることになった全てのものが持つ意味を誰も変える事は出来ないと彼は知っているはずなのに何の役にも立たない悲しみがただ床...君が教えてくれるもの
何も言葉を話さない君が帰りの遅くなった僕を変わらず嬉しそうに出迎えてくれればくれるほど私はあなたのためを思うのだから感謝されてあたりまえと思ったり言ったりしたことのある自分を恥ずかしく思う人間の形をして生まれたからといって人間らしく生きているなんて限らないと今は思う青い洗濯籠に入って僕の家に来た君に一つでもたくさん幸せ...天国と地獄へのエレベーター
どんな理由をつけたとしてもどんな事情があるとしても悪いことは悪い 変わらない自然の法則は 変えられない騙された僕がいるからには当然騙した人がいて罪を犯させるきっかけを僕が与えたとも言えるそんな風に考えられるような僕がいればどうだったのかと思い始めたら答えが溢れ出してきた自分のことしか考えられない僕が生きているだけで他の...Are You OK?
雨は降り止むことなくたった今この場所で派手にころんだ僕と自転車をぬらし続ける見てみない振りなのか助けの手は差し伸べられず目の高さで過ぎてく車輪が水しぶきをあげてく思えば今日までの僕は自分のことが一番先で困ってる誰かを見つけても何もしたことがなかったこんな時こそ悲劇の主人公になるなんてばかなことはやめて今日僕がして貰いた...1秒前の君にはもう2度と会えない
本当はね さっきまであの信号の陰から交差点をわたる君を見てたんだ喧嘩した君のこと流れる人混みがあっという間に隠してしまったんだよ見えなくなっただけ 探せば見つかるよそんなことを思いかけたときこんなあてのない事を平気で思う自分勝手な僕に気付いたから息を切らせているわけは君を見失わないようにあわてて走ったからだよだってごめ...