• 槇原敬之

    「243」
  • Appreciation

    Appreciation

    仕事場へ僕を毎日運んでくれる電車を動かしていたものをどうして僕は悪く言える?夕飯の食卓を囲む大好きな人の顔を明るくてらしてくれたものをどうして悪く言えるんだろう?こんな豊かな毎日を今までくれてありがとうと一番先に言うべきなのにまるで逆の事を言ってしまうんだ失ったものは全て当たり前に思ってそれがあることの喜びを感じずにい...
  • 犬はアイスが大好きだ

    犬はアイスが大好きだ

    気づけばもうもらえると信じて足下に並んできらきらの目で見つめてるばれないように冷蔵庫からアイスを持ってきたのに動物の勘は鋭すぎるばれちゃしょうがないスプーンですくって食べさせる何時も途中で気がつく「いっぱい犬がいるんだった!!」Every dog loves ice cream.みんなで分けた後残り少なくなったアイス食...
  • 風は名前を名乗らずに

    風は名前を名乗らずに

    「君を思う気持ちをどうして分かってくれないの?」君の一番側にいる僕は昨日たった一言で傷つけた優しく吹く風が君の頬をなでて過ぎていくまるで魔法でも使うみたいに一瞬に君を笑顔にして風は名前も名乗らずに何処かへとすぐに飛んでいく君の笑顔ただそれだけが望みとでも言うように僕は風になってすこし高い場所から君を見ている自分を思い浮...
  • 今日の終わりにありがとうを数えよう

    今日の終わりにありがとうを数えよう

    今日ものぼって来てくれた太陽にありがとうなくならないでいてくれた空気にありがとう僕らが生きるそのために命をくれたいただきますと食べた全てに心からありがとうたくさんのものに助けられながら生きている僕らはそう生かされているんだね同じ思いは誰にもさせたくはないと思えたそんな優しさをくれた痛みにもありがとう辛い事も一人だけでは...
  • Jewel In Our Hearts(Japanese Ver.)

    Jewel In Our Hearts(Japanese Ver.)

    駄目な自分を隠すための流行の服や髪も突然の雨で台無し二人ただの濡れた人何かがなくなることで終わる恋ばかりしたでも今ひさしの下雨が過ぎるのを君と待っている互いの中の弱さやずるさを変えようとあきらめないで支え合えている犬みたいに頭を振ってしぶき飛ばし僕が笑う冗談ぽくスカートの裾絞りながら君も笑う誇れる互いになりたいと思える...
  • 桜坂

    桜坂

    この坂道が花吹雪になる前君はこの街を出て行った手紙を出すと交わした約束はいつか懐かしい思い出に変わった僕らの街の言葉は正直綺麗じゃないけれどどうか どうか忘れないで君の胸にいつも帰る場所を抱きしめていることを甘えとか弱さではないんだといつか僕に伝えてそれでも花を散らすゆるい雨を明日も解らずに見送った君が持っている荒っぽ...
  • 北風 ~君にとどきますように~

    北風 ~君にとどきますように~

    今 君がこの雪に気付いてないなら誰より早く教えたい 心から思った小さなストーブじゃ窓も曇らないような夜毛布を鼻まであげて君のことを考えるよだけど知らないことばかりで思い出せることは斜め40度から見たいつもの君の横顔だけさっきよりひどく窓がないてるカーテンそっと開けて僕は言葉なくす北風がこの街に雪を降らす歩道の錆びついた...
  • 北風

    北風

    小さなストーブじゃ窓も曇らないような夜毛布を鼻まであげて君のことを考えるよだけど知らないことばかりで思い出せることは斜め40度から見たいつもの君の横顔だけさっきよりひどく窓がないてるカーテンそっと開けて僕は言葉なくす北風がこの街に雪を降らす歩道の錆びついた自転車が凍えている今君がこの雪に気付いてないなら誰より早く教えた...
  • 冬がはじまるよ

    冬がはじまるよ

    8月の君の誕生日半袖と長袖のシャツをプレゼントしたのは今年の冬もそれからもずっと僕らが一緒に過ごせる為のおまじない髪をほどいてみたり突然泣き出したりわくわく するようなオドロキを抱えながら冬がはじまるよホラ また 僕の側ですごくうれしそうにビールを飲む横顔がいいねたくさんの君を知ってるつもりだけどこれからも僕を油断させ...
  • どんなときも。

    どんなときも。

    僕の背中は自分が思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ不安になってしまうよ旅立つ僕の為にちかったあの夢は古ぼけた教室のすみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ追い越せないのは電車でも時間でもなく僕かもしれないけどどんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために「好きなものは好き」と言える気持ち 抱きしめてたいどんな...
  • どんなときも。

    どんなときも。

    僕の背中は自分が 思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ旅立つ僕の為に ちかったあの夢は古ぼけた教室の すみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは電車でも時間でもなく 僕かもしれないけどどんなときも どんなときも 僕が僕らしくあるために「好きなモノは好き」と 言える気持ち 抱き...
  • どんなときも。

    どんなときも。

    僕の背中は自分が 思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ旅立つ僕の為に ちかったあの夢は古ぼけた教室の すみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは電車でも時間でもなく 僕かもしれないけどどんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために「好きなものは好き!」と言えるきもち 抱きし...
  • ANSWER

    ANSWER

    あの日地下鉄の改札で急に咳が出て涙にじんで止まらなくなった君と過ごしてたさっきまで嘘みたいだね もう帰る時間だよ君と僕の腕時計一緒に並べて君と僕の手のひらをそっと重ねて愛という窮屈をがむしゃらに抱きしめた二人会える日が少ないからいつも別れ際でため息ばかりついてる何も言わないで君の姿 消えてしまうまで見送ってあげるから君...
  • In love again?

    In love again?

    相談に乗ったり飲みに行ったり苦手なカラオケ付き合ったり真面目なぶんだけ悩んだり落ち込む姿を見守りながら君の努力が報われる日がいつか来ることを祈ってるうちに誰かのことを想い生きる自分の心みたされていることに気付いた久しぶり見つめた鏡の中には思っていたよりずっと老けた僕が立っているまいったな この歳になってさすがにもうない...
  • おさらばだ

    おさらばだ

    致命的な状況へ向かおうとする気持ちの後ろ襟をつかみ 僕らは引きとどめておくべきだろうできれば次に出会うときは恋人や家族じゃなくて誰よりも分かり合えるような親友になれたならいいなどのみち別れは来るのだから早まっただけと思えばいい口もきけない程に憎しみあってはいない今が一番良い時だここらでひとまずおさらばだ君の生き方を正直...
  • 幸せの鍵を胸に

    幸せの鍵を胸に

    紙とインクの甘い匂いと日差しに光る少しの埃図書館の広い机に置いた大好きな本を開く宝探しの冒険の旅に夢中になって読んでいたらいつの間に居眠りしていて不思議な夢を見た「人生は宝探しの旅のようなものなんだ」と誰かが小さな鍵をくれたちょうどそのとき目が覚めた遠い思い出のような夢は僕に思い出させてくれた途中で開いたままのこの本の...
  • 遠く遠く

    遠く遠く

    遠く遠く離れていても僕のことがわかるように力いっぱい 輝ける日をこの街で迎えたい外苑の桜は咲き乱れこの頃になるといつでも新幹線のホームに舞った見えない花吹雪思い出すまるで七五三の時のよにぎこちないスーツ姿も今ではわりと似合うんだネクタイも上手く選べる同窓会の案内状欠席に丸をつけた「元気かどうかしんぱいです。」と手紙をく...
  • 世界に一つだけの花

    世界に一つだけの花

    NO.1にならなくてもいいもともと特別なOnly one花屋の店先に並んだいろんな花を見ていたひとそれぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだねこの中で誰が一番だなんて争う事もしないでバケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っているそれなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?一人一人違うのにその中で一番になりたがる?そうさ ...
  • かみさまでもえらべない。

    かみさまでもえらべない。

    気がつけば次々と友達の名字が変わっていく私が持っていないものを彼女達は持っている何を選びどんな風に生きるかは自分にしか選べない例え神様でも選べない そう全て自分で選んだ事 とはいえ結婚と仕事どちらを取れば幸せなのか考えていたら「たまたま一人」のだけなのに「寂しい一人」に思えてくるけど自分だけじゃなく誰かも一緒に笑顔にな...
  • 長生きしよう

    長生きしよう

    真夜中に目が覚めた月あかりは横向きの君の寝顔を照らしてあまりにも青白くて冷たそうに見えて息もしてないように見えて「もし君が死んだら」あるわけもない事だと今までは思いもしなかったのに君を見ていたら涙があふれて あふれて 止まらなくなる馬鹿みたいだと自分で笑いながらそれでもまだ涙があふれて あふれて 止まらなくなる頼むから...