槇原敬之
「243」I need you.
雪をすくいとった赤い君の指先を僕の両手で暖めるのに理由なんか探してる恋人でいない方が都合はいいけれど何年も 何のために君を思ってるんだろう僕のものになっちゃえよ冗談ぽく試したとき「それもいいかな」って言うから胸はねじ曲がるばかりI need you. But, you don't need me.困ったとき退屈なときだ...THE END OF THE WORLD
「行いが悪かったかな」ごめん冗談で言ったつもり「気にしないよ」そういうと君はわざと明るく笑って見せた雨の中ずっと待たせたのを謝った僕をかばうように「独りぼっちより誰かを待つほうがよっぽどいいよ」って言った足りない物持ち寄っただけのできそこないの恋はあまりにも見栄えが悪くてきっと誰にも見守られないいつも雨だね僕らが会う日...どうしようもない僕に天使が降りてきた
勢い良くしまったドアで舞いあがった枕の羽根今夜はついに彼女を怒らせてしまった昔の恋人のくれためざまし時計を何度言われてもずっと使ったのが気にいらない飛び出した彼女の手の中でチクタク まるで時限爆弾近くの空き地に違いない今すぐ 追いかけよう走る君の髪で シャツで揺れるたくさんの白い羽根いっぱい道路に落ちてる「本当は探して...Witch hazel
恋と呼ぶにはさよならを聞くことを覚悟していた僕らだった夏休み中のKISSの数が一番たくさんあったそう覚えてる僕の肌がだんだん焼けてくのをおもしろそうに見ていたよね仲間からぬけ出して借りたオープンカーカーブ切るたび髪が肩にあたった本気で好きになったみたいそう言えば君が肩をすくめ困るのが少し怖かった例えばいつか誰かと恋にお...困っちゃうんだよなぁ。
僕がコンパに出席このこと自体が革命的なんです真面目ひとすじなんです他の女の子には興味なんてなくて図書館で見かけてるあの子に片想いムリヤリ連れてこられた 二次会はなんとディスコ僕の暮らしにはないハデさがあります女の子の洋服もなんかすごくテレちゃうでも僕もちょっとだけ参加してみたい世の中知らないことばかり僕はひょっとしたら...