• 槇原敬之

    「243」
  • だらん

    だらん

    いるものは持って行っていらないものは置いていけばいいドアを閉めたあとぼんやりしながら集めて捨てるから注意してみてなくても何かが変わったってわかる僕の気持ちだけではもうどうにも出来ないよね何度ハグしても君の両手がだらんと下がったままでそろそろ君を僕から放してあげる時かも知れないそいつと僕が持っているもの両方手に入れたくて...
  • 2 Crows On The Rooftop

    2 Crows On The Rooftop

    この屋根に登ればいっぺんに見渡せる明け方まもない僕らの暮らしている街照れてずっとなんにもできずにいた僕の手をとってぎゅっと握ってくれた君少しずつ明るくなっていく空こうして居られるのは星が瞬く間だけまだ起きてる誰かがこの屋根を見た時二羽のカラスが羽根を休め止まってると思うんだろうもうじき冬が終われば僕らを隠す長い長い夜は...
  • Design & Reason

    Design & Reason

    君の気持ちがわかると君に言えたならこれまでの自分の歴史を誇れるだろう少し伸びた爪で知らぬ間についたかき傷君を傷つけないよう切らなきゃとつぶやくそれぞれの形にはそうなるための理由があるありったけの想像力で僕は考えるこの顔で体で心であそこに生まれますとぼんやり遠くに浮かんだ青い星を指さして心配そうに見つめている神様の方を向...
  • どーもありがとう

    どーもありがとう

    当たり前に思ってたすべてはそうじゃなかったまるでぱたぱたとオセロがひっくり返っていくみたいだ君がしてくれたことや言ってくれた言葉全部限りある自分の時間を使って僕にくれたものそう気がついたとたんに想いが溢れてきて僕の口から言葉になって出てきて止まらないんだありがとう ありがとうほんとにありがとうずっと長い間言えずにいたけ...
  • LOVE LETTER

    LOVE LETTER

    線路沿いのフェンスに夕焼けが止まってる就職の二文字だけで君が大人になってく向かいのホーム 特急が通り過ぎる度とぎれとぎれのがんばれが砂利に吸い込まれていくホームに見送りに来た友達に混ざってきっと僕のことは見えない大好きだ 大好きだってとうとう言えないまま君は遠くの街に行ってしまう何回も 何回も書き直した手紙はまだ僕のポ...
  • チキンライス

    チキンライス

    親孝行って何?って考えるでもそれを考えようとすることがもう親孝行なのかもしれない子供の頃たまに家族で外食いつも頼んでいたのはチキンライス豪華なもの頼めば二度とつれてきてはもらえないような気がして親に気を使っていたあんな気持ち今の子供に理解できるかな?今日はクリスマス街はにぎやか お祭り騒ぎ七面鳥はやっぱり照れる俺はまだ...
  • もう恋なんてしない

    もう恋なんてしない

    君がいないと何にもできないわけじゃないとヤカンに火をかけたけど紅茶のありかがわからないほら 朝食もつくれたもんねだけどあまりおいしくない君が作ったのなら文句も思いきり言えたのに一緒にいるときはきゅうくつに思えるけどやっと自由を手に入れた僕はもっと淋しくなったさよならと言った君の気持ちはわからないけどいつもよりながめがい...
  • 大丈夫

    大丈夫

    答えが見つからない不安で諦めそうなったけどあなたがそうしたように顔を上げてみたら仲間の顔がいきなり目に飛び込んで来たの 嬉しかった勝手に孤独だと思ってた自分が恥ずかしいな例え側にいないとしても思い返す言葉や仕草に込められた意味に気付くたびに近くにいる様に感じるよ心に響く声だけを信じて歩きだせば全てを白く隠してた霧がすこ...
  • 冬がはじまるよ

    冬がはじまるよ

    8月の君の誕生日半袖と長袖のシャツをプレゼントしたのは今年の冬もそれからもずっと僕らが一緒に過ごせる為の おまじない髪をほどいてみたり 突然泣き出したりわくわくするようなオドロキを抱えながら冬がはじまるよ ホラまた 僕の側ですごくうれしそうに ビールを飲む横顔がいいねたくさんの君を 知ってるつもりだけどこれからも 僕を...
  • 冬がはじまるよ [Duet with 鈴木雅之 feat. Smooth Ace]

    冬がはじまるよ [Duet with 鈴木雅之 feat. Smooth Ace]

    8月の君の誕生日半袖と長袖のシャツをプレゼントしたのは今年の冬もそれからもずっと僕らが一緒に過ごせる為のおまじない髪をほどいてみたり突然泣き出したりわくわくするようなオドロキを抱えながら冬がはじまるよホラ また 僕の側ですごくうれしそうにビールを飲む横顔がいいねたくさんの君を知ってるつもりだけどこれからも僕を油断させな...
  • 北風

    北風

    今君がこの雪に気付いてないなら誰より早く教えたい 心から思った小さなストーブじゃ窓も曇らないような夜毛布を鼻まであげて君のことを考えるよだけど知らないことばかりで思い出せることは斜め40度から見たいつもの君の横顔だけさっきよりひどく窓がないてるカーテンそっと開けて僕は言葉なくす北風がこの街に雪を降らす歩道の錆びついた自...
  • どんなときも。

    どんなときも。

    僕の背中は自分が思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ不安になってしまうよ旅立つ僕の為にちかったあの夢は古ぼけた教室のすみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ追い越せないのは電車でも時間でもなく僕かもしれないけどどんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために「好きなモノは好き」と言える気持ち 抱きしめてたいどんな...
  • どんなときも。

    どんなときも。

    僕の背中は自分が 思うより正直かい?誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ旅立つ僕の為に ちかったあの夢は古ぼけた教室の すみにおきざりのままあの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは電車でも時間でもなく 僕かもしれないけどどんなときも どんなときも僕が僕らしくあるために「好きなものは好き!」と言えるきもち 抱きし...
  • 遠く遠く

    遠く遠く

    遠く遠く離れていても僕のことがわかるように力いっぱい 輝ける日をこの街で迎えたい外苑の桜は咲き乱れこの頃になるといつでも新幹線のホームに舞った見えない花吹雪思い出すまるで七五三の時のようにぎこちないスーツ姿も今ではわりと似合うんだネクタイも上手く選べる同窓会の案内状欠席に丸をつけた「元気かどうかしんぱいです。」と手紙を...
  • 遠く遠く

    遠く遠く

    遠く遠く離れていても僕のことがわかるように力いっぱい 輝ける日をこの街で迎えたい外苑の桜は咲き乱れこの頃になるといつでも新幹線のホームに舞った見えない花吹雪思い出すまるで七五三の時のようにぎこちないスーツ姿も今ではわりと似合うんだネクタイも上手く選べる同窓会の案内状欠席に丸をつけた「元気かどうかしんぱいです。」と手紙を...
  • うたたね

    うたたね

    海からあがる潮風絵葉書で見た晴れ空うたたねのために数えるのは羊ではなく思い出少しずつ細める目の睫毛の向こう側にはぐらかしてばかりいた記憶をいつものようにたどるあの時の出来事を何と呼ぼうか想いだけで筆を進ませた子どもの描く絵のようそれは紛れもなく僕の遠い初恋青い海の色がほしくて何度すくってみても透明な水は手のひらぬけここ...
  • もう恋なんてしない

    もう恋なんてしない

    君がいないと何にも できないわけじゃないとヤカンに火をかけたけど 紅茶のありかがわからないほら 朝食もつくれたもんね だけどあまりおいしくない君が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに一緒にいるときは きゅうくつに思えるけどやっと自由を手に入れた僕はもっと淋しくなったさよならと言った君の気持ちはわからないけどいつもより...
  • 運命の人

    運命の人

    残念な事に君は僕の友人に恋してて彼の事を聞きだそうと誘われた焼き鳥屋を出た所帰り道が同じ方向で送ってけるのは嬉しいけれど家の前に来ると改まって礼を言う君がいつも少し寂しい君が時々ぼんやり遠くを見てため息付いてる気持ち痛いほどわかる君の事考えている僕と同じだ他の誰かの事を好きだと知った後でもいきなり嫌いになれるはずもなく...
  • 信じようが信じまいが

    信じようが信じまいが

    自分が思うより言葉は誰かを傷付けてしまう言葉で攻撃する黒い魅力に取り憑かれるスマホやPCで打てば言葉は活字で現れるあてのない中傷の言葉も正論に見えてくるこの事を覚えていて与えた分が自分に返る信じようが信じまいがこれは動かしようのないこの宇宙の法則匿名のマスクを被ったら分からないって思ってるだろでも君が何を思い何をしたか...
  • Souvenir ~思い出~

    Souvenir ~思い出~

    そう確かに日本人はちょっと働き過ぎと思うけれど他の国の人達はちょっと働かなすぎじゃないのかな?!お土産買おうと思っても大体6時か7時で店じまいならばと朝早く出かけても昼前まで店は開かなかったりだけどバーやレストランはわりと遅くまでやってる覘けば色んな人がグラス片手に楽しく語らってる心とタイを緩めて話しながら食べる夕食は...