• SION

    「95」
  • 同じ空の下、違う屋根の下で

    同じ空の下、違う屋根の下で

    同じ空の下 同じ陽射し射す違う屋根の下 違う角度で君は闘う 君と闘う誰も居ない 君の中で君は闘う 君と闘う助けの来ない 君ひとりだけで痛みや嘆きや 怒りや憎しみや恨みや嫉みや 感謝や祈りやk君は闘う 君と闘う静まりかえった 君の中で君は闘う 君と闘う煮えくりかえった 君の中で痛みや嘆きや 怒りや憎しみや恨みや嫉みや 感...
  • お前が好きなんだ・Bang!

    お前が好きなんだ・Bang!

    お前といるだけで 傍にいるそれだけで心浮き立ち 嬉しい恥ずかしその姿たたずまい そしてその声までもが奇跡の塊だ 打ち抜かれてしまうのさBang! まともにくらってBang! どうにもこうにもBang! 俺の心はもう お前に釘付け顔を見るだけで ちょっと目が合うそれだけで心浮き立ち 嬉しい恥ずかし手が触れるだけで 頬にそ...
  • 気力をぶっかけろ

    気力をぶっかけろ

    ここんとこずっとどこか変だなにか変だ 力が入らない心も体もへたばりそうだ諦めないことだけが 信じることだけが俺を動かす8割方占めていたどうしたよ へたばりそうだカラッカラに心渇いて望まぬ物まで吸い取ってしまったか止まるなよ 気力をぶっかけろ良くも悪くも人は忘れていく人は超えていく 大切や絶望を果てしない紙一重の日々にカ...
  • タイトルなし

    タイトルなし

    それでも それでも ずっと待ちわびた日だまりに手をかざして閉じた瞼で束の間の春を触るあの日さえなくなるのなら もうなんだってやるのに なんだってほとんどをほとんどを 全部かっさらって行っちまった待ちわびた日だまりに手をかざして閉じた瞼はお前の顔を捜す悪夢の次の絶望は もう希望の光さえ 剥ぎ取ったそれでもまた生きるのは ...
  • 何処かへ行きたい

    何処かへ行きたい

    取るに足らぬ日切れ目なくうんざりげんなり続いてる時々思う 全部打ち捨てて何処か どっかへ行きたい どっかへ逃げたいどれだけやっても当たり前誰もそうさと聞かせても時々思う 全部打ち捨てて何処か どっかへ行きたい どっかへ逃げたいこの世にパラダイスなどない 分かっていてもこの世に楽園なんてない 分かっていても心ささくれ棘だ...
  • 奈落をぶち破れ

    奈落をぶち破れ

    呆れ返るほどに もぬけの殻だぜ無敵はどこ行った しばらく見てないぜ痛みを黙らせあいつは笑っているのに俺がこれっぽっちの心でどうするよ泣きたいはずのあいつが笑っているのに俺がこれっぽっちの心でどうするよ奈落をこじ開けろ いつかじゃなく奈落をこじ開けろ 明日じゃなく奈落をぶち破れ 今がその時だ燻っているから 濁っちまったぜ...
  • バラ色の夢に浸る

    バラ色の夢に浸る

    雨も上がったし仕事も終わった疲れたはずなのに急に元気がでるのさ働いた分だけ解かれた時のこの羽が生える感じがたまらなくいいのさ雨上がりの人混みを足取り軽く俺は歩いてる悪くないちっぽけなこんな毎日でも見上げれば着飾ったビルの遙か上不動の光で大好きな月が輝く雨も上がったし仕事も終わったおかしなもんで急に元気がでるのさ働かなく...
  • 独り善がりのアウトローより

    独り善がりのアウトローより

    アウトロー気取り風を切った日々はもはや遠いあの場所で照れてる髪を切る事や頭を下げる事は生きていくには仕方ないさと折り合いはつけても折り合いはつかず歯ぎしりする俺にお前は言った今の方がずっとかっこいいよ独り善がりのアウトローより傍で眠るお前を見るたびこいつだけは守っていくんだと思うものの力足らずだなごめんな でもまだ始ま...
  • ひと笑い

    ひと笑い

    そんな場合じゃないけど ひとつふざけてひと笑いひとりくすっとひと笑いそう言やその昔先生に「ふざけている場合じゃないだろ」言われた先生それはちょっと違うな 笑って泣くのを堪えていたのさあれは夕暮れ帰り道 口笛で悔しさを追っ払ったそんな場合じゃないけど ひとつふざけてひと笑いひとりくすっとひと笑いどうにもならない事もあるが...
  • まるで誰かの話のようだね

    まるで誰かの話のようだね

    夕べの雪はいつか雨に変わってまだ暗い夜明けの道は凍ってしまったまるで誰かの話のようだね星の数ほどある愛(かな)しみのようだね二人は手をつながず少し離れて歩くぎこちないその距離は想いを大きく切なく愛おしくやるせない 子ども返りの Secret Love日は高く昇り凍った雪はとけてだけど日陰に小さくぽつんと残る雪まるで誰か...
  • 燦燦と

    燦燦と

    褒められたことばかりやって生きちゃいないがここまでお笑いぐさが続けてくると泣けてくるもう後はないのに まだ先は長いぜ張り付く惨々を 惨々を 剥がしながら凍てつくしんしんを しんしんを 捨てられないかとくたびれたこんな顔じゃお前に会えやしないお前の前ではいつもお前を包む俺でいたいのさまだ夜は浅いのに もうへなちょこさんだ...
  • からっぽのZEROから

    からっぽのZEROから

    夢の後喜びと脱力が一騒ぎほっとした心は まどろみの雲の上そう つかの間の雲の上夢は覚め地べたで目覚め現実を浴びて変わりなく優しくない毎日が始まるからっぽのZEROから ZEROから何処にいる…何処にいる…聞かせろよ…今日を立ち上がれる声を振り絞り駆け抜けて抜け殻となって放心の夜たちを枯れ葉のように散らせてそしてまた 何...
  • 春夏秋冬

    春夏秋冬

    季節のない街に生まれ風のない丘に育ち夢のない家を出て愛のない人にあう人のためによかれと思い西から東へかけずりまわるやっとみつけたやさしさはいとも たやすく しなびた春をながめる余裕もなく夏をのりきる力もなく秋の枯葉に身をつつみ冬に骨身をさらけ出す今日ですべてが終わるさ今日ですべてが変わる今日ですべてがむくわれる今日です...
  • そしてあ・り・が・と・う

    そしてあ・り・が・と・う

    こんな時も傍にいてくれてありがとういつものように傍にいてくれてありがとう俺だったらイヤだな 今の俺はでもお前はいてくれる ただそれだけでもう一回やってやろうって思うぜありがとう転けてる心を陽は叩いてくれありがとう色を無くした心に月は銀色をくれたありがとう自分の声すら 聞き逃す夜がある弱気な声だけを かき集めるのはやめだ...
  • お前の空まで曇らせてたまるか

    お前の空まで曇らせてたまるか

    いよいよ怪しくなってきた雨雲に囲まれたらしいだったら突破してやるさ突っ込んでいけばこの先行き止まりだとこんな時まで笑っているのはさすがに少々骨身に応えるがだからといって塞ぎ込んでお前の空まで曇らせてたまるか武士は食わねど高楊枝武士じゃないがそれもらった威張る必要は1ミリもないがお天道様の下胸を張って行くさ散歩中の犬が「...
  • 鏡雨

    鏡雨

    数は多いのにただ一人の足音にも聞こえる規則正しい独白の大粒な雨が街に降りる 君に降りるまるで誰かの深いため息のように風に乗って八つ当たりのごとく窓を叩くこともなく本当の事だけ静かに静かに話す雨が街を映す 君を映す飾りを一切排除した鏡になって人はひとつだと みんな同じだとバカ言ってんじゃねえ みんな違うからのたうち回って...
  • Hallelujah

    Hallelujah

    容赦ない雨でも心までずぶ濡れまたしてもここで試されるらしいぜハレルヤ それでも動くパーツをガラガラ集めてレースに戻るぜ リタイヤ?そりゃなんだハレルヤ まだまだ諦めたことはないぜここを走ることだけはコースには俺一人そして敵もまた俺一人だけさ無神経な風で心までカラカラそしてまたここで試されるらしいぜハレルヤ それでもハレ...
  • マイナスを脱ぎ捨てる

    マイナスを脱ぎ捨てる

    幸せは一人では歩かない いつも不幸せと連んで歩いてるだからこのどん底の横には 喜びの朝だっているだろ思わなきゃやってられっか 信じないでどこに行けるよ夜空の星たちに「なあそうだろ?」軽口をたたいてマイナスを脱ぎ捨てる新しい朝をつかまえる為に幸せは一人では歩かない いつも不幸せと連んで歩いてるだからこのどん底の横には 喜...
  • Snowdrop

    Snowdrop

    灰色の空が高架越しに落ちるかじかんだ道は首を振っている俺はその向かいの今来た道を狐につままれ引き返すとこさだけど今も君を信じてるそして今も君を待っているスノードロップ咲く春を見えない希望にうなだれる大人の横で子供が無邪気に遊ぶそして俺は折れかけた心に唄をふりかけて補強してるとこさだけど今も君を信じてるそして今も君を待っ...
  • たまには自分を褒めてやろう

    たまには自分を褒めてやろう

    お前もよくやってるとたまにゃ自分をちゃんと褒めてやろうくさらず頑張ってるとたまにゃ自分をちゃんと褒めてやろう相変わらず俺の頭はガキで大げさに天国と地獄を行ったり来たり動く歩道を反対から歩いてる感じだいくら歩いても進まないだけどあなたの一言で俺はどこまでも行けるお前もよくやってるとたまにゃ自分をちゃんと褒めてやろうくさら...