• 椿屋四重奏

    「72」
  • 空に踊れば

    空に踊れば

    君は君でいたってそつなくこなせるだろそこに咲く花を摘むように願う数だけ叶えた僕は誰かを演じて言葉遣いも変えて不得意な強がりで主張せめて明日に繋げたい今夜はかなり心が散らばって部屋がまるで片付かないただ眠るしかすべがない届きそうで届かないね今さら 帰り道忘れた見慣れたこの世界をはみだして華麗に舞いたいだけさTELEVIS...
  • 太陽の焼け跡

    太陽の焼け跡

    他には何もいらない君が知りたいあれから治まらないのさ愛なんて 憎らしいものさ感触も無いような 関係を好んだあまりそれ以上に 興味は無かった当然な顔して 君と出会った足元崩されて あそこに火種針のまなざしが 僕を見透かして燃え残った嘘を 全て暴いたあからさまに求めてる押さえきれないすぐに乾いてしまうのさ頂戴よ 頂戴よ他に...
  • フィナーレ

    フィナーレ

    そうさ俺は いつまでも発展途上であの日に囚われたままストップしてる憎しみを燃やしながら走らせた死に場所を探すように最果てのこの街で奴を見かけた幸せは幼い手にひとかけらそれ以外は絶望今日最終の列車に奴が乗り込む生きていく意味を教えてくれ最後に何か答えをくれ君に触れたときの安らぎ君に思うことの切なさただそれだけは胸に抱いて...
  • 別世界

    別世界

    終わらそうぜ 地下の生活瓶詰めの 蓋をこじ開けほら希望が 肺の底から口を出た書き溜めた 思いのたけと君に向けた 殺し文句と連れ出そうぜ 埃まみれの誇り抱いてプロペラが回りだしてはやる心をなだめたさあ何から仕掛けようかな今に全てが変わるさ風に泳ぐ船に乗れここから眺める世界は歌い踊りやまない息を吸って静かに開く目の前が色付...
  • 僕にとっての君

    僕にとっての君

    どこか遠い場所へ私のこと連れ出してよそんな目をして君らしくないよね悲しみの朝には眩しすぎる陽の光僕らを照らし高笑いしていたほら もう一度あの日へ時計の針を戻すのさ迷わず互いを選んだねそれはとても自然にどんな事があっても君は君でしかないのさ信じたものに嘘つかなくても良いから後悔したくないけどあの笑顔も傷だらけさ何度こころ...
  • 夜の行方

    夜の行方

    今なら少しは言葉に出来るのだろうかいつも上手に伝えきれない僕が君に思う事窓枠の中で景色はたえず移ろってまるで僕の心を映す鏡のように見えたのさゆうべ掴めたような気がしたけど知らぬ間に指先を離れていたこの夜の行方どこに辿り着くだろう空の無限の中に吸い込まれて消えてしまうかな君だけはいつもうなずいてくれるから長い月日に捧げた...
  • LOVE CREATURES

    LOVE CREATURES

    回路が水に濡れてしまうそうでスカートを手で押さえて隠したんだそう簡単に許しちゃ我慢した俺の面子が勃たん何度も恋に犯され傷ついてでも女は痛みを忘れてしまうんだそりゃ男女に理屈がないことは承知の上俺は生き物痛感して君の体に貫通したそれで命を実感してあの誠実な口先は嘘じゃないんだ 多分いましめのサンドバッグを叩いてる最中はた...
  • I SHADOW

    I SHADOW

    本当はそいつが 忘れられないだけその通りだろほら停電した風に 目の前が突然に 暗転首を傾げて 飲み込めないふりでやり過ごすのこの前の遊びとは 比じゃないぜ覚悟はしといてよ愛していようが愛していまいが大して気には留めないよ今ならその命を燃やせるから感じてよマイ・ガール投じて一石マグマ流れだすように君から溢れていたよ サガ...
  • OUT OF THE WORLD

    OUT OF THE WORLD

    気付いてた 俺はとうに破り捨てたコレクション身を屈め 傷を舐め息をひそめ狙った君が跪いて 無抵抗になって虚ろに見上げた胸が疼いて 落ち着かないぜ罪に取り憑かれてこんな事で世界は動かないよ君はクレイジー まともじゃないぜ無造作に抱かれてjust call me crazy 見境無いぜ鮮やかに染まって目に映るもの全て 燃え...
  • ジャーニー

    ジャーニー

    訪れた頃には知ってたような気がしたもうすでに身覚えがある 不思議と応答しろよ君の過去何か残してるだろう数えきれないくらいの喜びを絵に描いて悲しみを詩に書いて果てしない荒野に抱かれて息も出来ないほどに乾いていつも憎らしい雨に救われて想像しなよ君の未来どうして僕と結ばれてすべて分かち合いながら喜びに涙して悲しみに涙して僕ら...
  • トーキョー・イミテーション

    トーキョー・イミテーション

    朝焼けが照らす東京は使い捨てた 人形の群れ朝焼けが染める東京はグレイの肌とイミテーション地下鉄の迷宮を 行き交う思惑は軌道を変えずに今日も ある場所へ急ぐ本当の事 嘘とまやかし どれだってかまわない明日の口実さえあれば それで全てが済んだ降り止まぬ夕立は 少しばかりの安らぎショーウィンドウを抜け出したのは 誰かの嘆き朝...
  • playroom

    playroom

    感傷の世界を 知らないふりで君の裸に耽ってる相談はしないよ 俺一人でいい人の心は変わるだろ今日はもう眠るだけいびつな夢の姿気づくより早く知る事ありきたりなものを選んだ裏切らないから疑わない君を選んだそれが欲しいから灰色の砂埃 窓全部塞いで君の言葉に耽ってる従順でいるなら それが正しいよ誰も傷つかないからさ平積みされた言...
  • マイ・レボリューション

    マイ・レボリューション

    こめかみに突き付け今レボリューション待ってる気に食わない奴らに別れを期待しない世界に別れを深い闇を抱いた未成熟なせいだってさ言い換えて済ましてる奴ら他愛の無い昼下がりのTVショー君の懐で篭城し続けてる苛立のかたまりどうしようか僕の行く手にすべてが終わりさよならの鐘鳴り響いてたあの子は今も目を輝かせ思い出ひとつ刻んでみせ...
  • LOVE 2 HATE

    LOVE 2 HATE

    いつも単調な サイクルの輪をくぐって浮かない現実が 開き直れば静かな悲劇思いつきの 連続で目が回って君に触りたくって夜空に晒す愛の言葉の醜さよ全部仕組まれた甘い罠だった愛しさが身を染めて憎たらしさに呆れ思いは加速していくばかり塗り固めたイメージが崩れ落ちて行く様なかなかお目にかかれないよいつも冷静な 肩から腰にそって張...
  • ランブル

    ランブル

    寝ても覚めてもそれが離れない君だけが知る秘密を教えて愛す度にライブラリーに書き加えられた見に覚えない感情の触れ幅は赤い線を超え未知の領域孵ろうよその全てを無に返そうよ理由付けのないただの動物の仲間恐れないね少しも更に奥まで左右対象で奇麗だね裸の君はどうしたいのこうしたいの君のなすがままに光の筋が次々と消えて朦朧と幻想へ...
  • 成れの果て(2007.10.21 live at Heaven's Rock Saitama-Shintoshin)

    成れの果て(2007.10.21 live at Heaven's Rock Saitama-Shintoshin)

    未だ消え残り お前の後ろ髪を引くような真似を真白き頃の 淡く大袈裟な追憶が許した言葉の端に わざと不実を促すその心は知らず知らずに 崩れてしまう己を恐れた執拗に繰り返す正夢度重なる過ちの 成れの果てとめどない雨に 成されるがまま許された思い出が首に絡まり 引き離せない泥にまみれた仕合わせどうせお前の退かぬ微熱が まとわ...
  • パニック

    パニック

    やり場の無い愛を抱いておぼつかない自意識担いで真っ当ぶった女鍵のかかった捨てきれない愛の通気口取り留めない生にもがいて現在進行形の諍いもあってまたもやドーターいかれちまったまた マーダー 頭が割れそうだ交渉次第は承知で 愛しても無い男と今日も待ち合わせ君が理想だ いつもdisorder固まってそうな 未来予想図始まりそ...
  • 不時着

    不時着

    今 君と僕は 同じようにあの日に戻ってた幼い頃の無邪気さで互いを求めあって空がひび割れて 向こう側から差し込む光は君の中で燃える血の赤さで視界を染めたよプリズムが揺れて目眩の中で愛しい声が ただ響いてる夜が来ても 朝は巡って君の心を変えてしまうだろう僕が恐れたのは明日を願うその不確かさ失いそうで 過去にすがってそれでも...
  • 恋わずらい

    恋わずらい

    夕暮れの服をまとって 三日月の下にしゃがんだ替えの無い代物だ 恋は 力尽きたはずの心が燃え盛る火に分け入って 荒れ狂う波に寝そべった丸めて捨てられない恋が すり切れたままに転がった唇を拭いながら 過ちの後始末をうまく片付けられぬままで 無駄にもつれ合う影絵このままじゃ逃げきれずに 全て奪われてしまう頭に響く思い出も 要...
  • MU DA BO NE

    MU DA BO NE

    自信過剰で 高慢ちき誰がそんな子に育てたの触ってないのに 経験済み誰がそんなこと 教えたの大人をからかって いけない子ベソかいたって 済まされないよ苦いだろ 純情が飛び出して辛いだろ 青春の落とし穴若気の至りは 恥と巻き添え詩人は今日もまた 感傷的沢山のご不満がアイデンティティそれよりご飯食べいこうよ僕を試すなら その...