• 佐藤健

    「230」
  • 夢に刺されて……

    夢に刺されて……

    今も馬鹿騒ぎの 日々が聴こえる嵐みたいに駆け抜け 生きていたあの頃街のドアを開けて そして汚され悔やし涙の数だけ 胸に刻んで来た悲しみがたどり着く夜飢えた目で 空に輝く星が俺の神様だと 泣いた路地裏夢が刺さるぜ この胸に疾(はし)り続けろ 明日へと仕事帰りの街 足を速める叫びたいほど あの女(こ)の顔が優しかった淋しさ...
  • 悪魔にくちづけ

    悪魔にくちづけ

    悪魔がとんでるミッドナイト何かが起こりそうそういやあいつの 八重歯が謎めいて光るの熱い吐息で 愛の言葉 A~ha~くすぐられるのは 耳たぶだけじゃないのよ女としてかなりかなり ヤバイわーLove is Fever 心の砂漠にLove is Fever 吹き荒れて ハリケーン男の強さが見える時女の背中に稲妻走る悪魔が微笑...
  • 私の名はアリス

    私の名はアリス

    鏡の向こうのあなたからAh…救(たす)けを呼ぶ声聞こえてくるのですけんかをしているキャフェテラス恋はいつだって傷つけあうものだから…魔法のことばをあげるわこわれたハートをつないでそうよ 私の名を 鏡に向かいさあ…つぶやいて…歩き出す彼を追いかけてAh…ごめんなさいと言ってごらんなさいな私の腕を貸しましょう恋はいつだって...
  • 赤いジェラシー

    赤いジェラシー

    雨が降る 2月の窓カーテンの色を変えた退屈な私に 部屋がまぶし過ぎるずっと赤い 不安の影に包まれ昨夜(ゆうべ)の彼 変よ よく電話をしてた駅で 街で 喫茶店で最後の電話から 私の手をさけたジェラシー 触(さわ)れない 彼の指雨が降る 心の中彼は何故 留守だったの日曜日の朝は いつも家(うち)にいたわ一人だけで 出かける...
  • 君のヒトミは・よいところ

    君のヒトミは・よいところ

    プールサイドに天気雨シュロの木に隠れろ濡れたTシャツくっついて君は照れているの?金のバイクまたがり飛んで来た夏休み私だけのヒーロー世界中を止めてみせてあなたの、君のヒトミは、Wow Wow Wow天国みたいにネ よいところ私の、胸の鼓動が、Wow Wow Wow熱い腕の中でハートになる白いチェアーに寝そべって指でほら ...
  • 灼熱…ドキュメント

    灼熱…ドキュメント

    星降る渚は 誰もいない波音奏でる ブラスバンドあなたと素足を 濡らしながら2人きり躍るCarnival月の照明(ライト) 風の舞台(セット)灼熱の夏の夜 ドキュメンタリー…胸の底に沈んでいる きらめく真珠強奪(うば)って深く もっと深くよ朝陽が星くずたちを 塗りつぶす前涙腺そっと ねぇゆるめて…激しいStep 飛沫(し...
  • 春が来た

    春が来た

    三時間だけ南へ Busに乗り三時間だけ季節を 先回りすれば彼と別れた冬が ずっと遠くに見えました風は光り緑は萌えて 鳥が歌うShoesの紐をほどいて 心を脱いだ岩場の影で膝まで 川に入ると思い出の涙が 一滴一滴こぼれる今日は足をすべらしても 彼の手はないのね春が来た 春が来た キュンと一人の春が来たサヨナラの代わりに ...
  • ポキチ・ペキチ・パキチ

    ポキチ・ペキチ・パキチ

    灼けた砂の上Paradise 南風肌を染めてゆく熱い視線(まなざし)で 抱きしめて夏が来て恋をして ポキチ・ペキチ・パキチツンとすまし海辺歩いてた 私びしょ濡れ波を蹴り上げた変なヤツ 大声で笑ってる人違いをされて 黙ってる訳にいかない銀の太陽がまぶしくて 輪郭が見えるだけねえ!どうしてくれるのよ 走り寄って顔を見れば不...
  • ミラーボールのためいき

    ミラーボールのためいき

    踊り疲れた 時には孤独(ひとり)に させてほしいわ見知らぬ人に 誘われ今夜の私 不機嫌午前0時 夜と朝がすれ違うの Dancin' areaあいつ今日も 一人きりで来てるみたいだわミラーボールのWhisper「踊りましょう」さみしい人に ささやくのミラーボールのWhisperためいきなの?スローな曲が 終わるまで遠くで...
  • 朝焼けに消えて

    朝焼けに消えて

    緩いカーブ描いて 流れる高速朝焼けのグラデーション ビル街 ふちどるもう言わないで 彼女のことは不思議ね 今は 憎む気になれないそうよ こだわり・プライド・ジェラシー執着さえもあなたが戸惑うくらいに 忘れてみせるやるせないのは 消え残った星がきれい過ぎるせいなの謝らないで あなた 同情はいらないどうにもならないこと知っ...
  • あなたにつつまれて

    あなたにつつまれて

    帰れと言うのいますぐ誰もいない部屋へ電話のそばでひとりきりで眠ればいいのめぐり逢えてよかったいまは思えるけど逢えない夜はすべてを忘れたくてこの愛にゆれながらみえてくる夢が好きただあなたにつつまれいつまでと言わず どこへとも聞かず流されたい吐息のようなささやき耳に残ったままさみしくないと 言えないからまだ Hold Me...
  • ある夜のWonder

    ある夜のWonder

    Danceの後の甘い誘い耳をふさぎガラスの扉(ドア)を壊すように飛び出す街そう突然すべてもう色あせてどこか遠くへ行けそうな気がしてるこのままWondering 胸の響きいまWondering 聞こえてくるからあきらめない自分を見てWondering 輝きたいいまWondering 自由になりたい誰でもない このハート流...
  • 悲しいほどジェラシー

    悲しいほどジェラシー

    濡れた服を脱いでふりむく雨の街肌のほてりだけがあなたを恋しがる無口になった唇に秘密が熟す夜心ってなぜ 知りたがるいつも…ジェラシー 悲し過ぎてふりきれたはずの涙にジェラシー 追いこまれてひとりじめできるのなら抱きしめて なにも言わず鍵をかける指が昨日よりも痩せた耳が冷たいのは声が消えてくからあなたのことが みえにくい許...
  • 彼女のApril Morning

    彼女のApril Morning

    街じゅうで 跳ねてる陽射しブラインド越し 待ちかねている少しだけ 寝起きの悪い 恋人たち目覚める 時間そっと 片目開けてふっと 腕を伸ばしふれてみるの あなたがいる 朝Don't be so shy, Don't be so coolねぇ 少しずつ 近づいた心に今 ふれたいIt's not so bad, It's n...
  • さよならと同じRain

    さよならと同じRain

    なぜ まなざしはいつも遠い夏を見るのなぜ 唇はいまも熱くふるえてるのさみしさのめまいから抱かれてみたひとはつらいほどあなたに似てた腕をふりはらって駆けだしたアスファルト 長い夜追いかけてくるのはさよならの8月とおなじ雨あぁつかまえてこのからだPassion In The Rain…なぜ 捨てたはずなのに夢はあたたかいの...
  • THE POWER OF CITY

    THE POWER OF CITY

    耳元 騒音が駆け抜けるライトが目の前で Flash乱れたリズムが渦巻いている誘惑されそう街中カーニバル 夜明けまで身体を駆り立てる Up Beat心の乾きを埋める人波やすらぎ欲しくてThe Power Of Midnight, The Power Of Love受け止めてひとときでも逃げ込みたい熱い腕の中弾けたシャンパ...
  • Snow Fall

    Snow Fall

    二人で待っていたゲイト入りの 時間気にして遅れるようだねとつぶやいた あなた空港のガラス越し 雪が降ってた積もらずに消えるからひとり 目を伏せた言えばよかった言えばよかったねためらいの心 ふるわせた Snow fallいつしか 見分けてたかなう夢と かなわぬ願いあなたと生きる日は遠い気がしたの春先の気まぐれな 雪が降る...
  • Sleepless Heart

    Sleepless Heart

    地球が壊れる夢みて目を覚ました1A.M.何処かで工事のドリルがアスファルトを削るの都会(まち)じゃいつもの事よナーバスじゃ暮らせない明日も仕事よ さぁ眠らなきゃ…別れた恋人(あいつ)の笑顔に寝返り打つ3A.M.遊びだったけど心に同じ色の淋しさたまに逢いたいけれど引きずっちゃ見逃すわ次のチャンスを そう探さなきゃ…Ah ...
  • 地球儀上の夏

    地球儀上の夏

    景色を変えてる白テント 増えていく街で遠い国のトピックス ラジオで聞いたのよ埃をはらった地球儀の回転を指で速めてから狙いを定めて止めたら輝いて生きていたいからと違う道選んで遠い空の下 歩いているあの夏追った瞳には波が見えてる頭の上では轟音を残してくジャンボ名前さえも知らない海へと運んで南からの風 吸い込んでる地球儀上の...
  • Tokyo Calling

    Tokyo Calling

    一日ワープロ叩いた 手を休めてぼんやり見ている オフィスのガラス窓夕暮れに 並んだビルがため息をついたYes,it's foolish dreamあなたはもういないのにあてもなく奇跡を待ってるI know it's foolish dreamわかってるの だけどまださよならが 信じられないThis is Tokyo c...