• ズーカラデル

    「62」
  • スターイーター

    スターイーター

    体から溢れ出すエナジーはあまりない少しズルいやり方もできれば試したい必ずやってくるだろうチャンス 動かん体頭使って絡まって また戻ってワンモアあの星をつかむ 腕を伸ばして恥ずかしいポーズをとったままジ・エンド懲りずに飛び出したいよ今夜も一点も獲れずに寝れやしないよ今夜もあの星をこの腕でへへへい術はまだ無くて 祈ったまま...
  • TAPIOCA

    TAPIOCA

    馬鹿騒ぐ渋谷の人混みに消えて行った彼女が今も好きだ溝みたいなフレーバー 光る街を行けばプリテンダー喝采が止まない「小さな声は聴こえないからひとりみたいだわ」なんて「愛のためならば死ねるよ」とか言っても君はまた全く聞いてないけど透明な夏の侘しさがこの足を止めてはくれないの「流行りのジュースは飲まない」とか言っても君はまた...
  • トーチソング

    トーチソング

    何故かあの人の気持ちがわかった馬鹿みたいな態度も くだらないプライドももう責められなくなっちまった何かが始まるような気がしていた振りかざした松明 振り返れば結局なんにも起こってはなかった訳もないのになんだか侘しいだけどあんまり特別ひどいわけじゃないししまった!ここには始まりも終わりもないじゃないか静かで ひとりだけ響け...
  • 夢が覚めたら

    夢が覚めたら

    正しくはないが間違ってなかったそれももう終わるようだった相応しくないがそれでもよかったもうすぐここにもビルが建つとさふざけて転んだ傷跡も消えた痛んだ場所も忘れた可愛くはないがはにかんで笑った意味はないが意味はないまま繰り返した草の香りで春が目を覚ました夢が覚めたら僕らもう行かなくちゃ雨も降るさ 悲しくもなるだろう多分ね...
  • 夜明けのうた

    夜明けのうた

    世界を変えてみたい あいつがそうしたみたいに泣いてるあの子のこと笑わせてしまうようななんにもできやしないままで夜がまた更けてくできればあの子のこと泣かせてしまうようなくだらなくて だけど離せないもの嘘つきな誰かとかけた呪いいつからか後ろも前もわからない真夜中 ドアのない部屋 暴れだす朝焼けに混ざったメロディー何も変わら...
  • 青空

    青空

    放物線描いて落ちた昼飯はスーパースローで木陰のベンチ 漂うフレーバー排ガスとなんらかの花並び立ったビルディング知らん人らが生きてる拡声器で怒鳴る声は青すぎる空に溶けた嘘つきがのさばるのを知っている嘘つきがのさばるのを知っているだけのいつか君と出会う その時になんて言えるか 思い倦ねてる掃いて捨てるようなこの日々をなんて...
  • アニー

    アニー

    進めスカート その両足で 悲しみの街をゆけ唸れイヤーフォン 守れ彼女を 僕の声も届かないがもういつだって君のこと 考えているけど何回やってもこの手は ふれ合わんようだと寝ても覚めても情けない顔 鏡に映る不審者壁の向こうで誰かが笑う それをじっと聴いてるもういつだってこの夜を 抱きしめているけど何回やっても世界は 変わっ...
  • イエス

    イエス

    飛べないんだ僕は羽根がないからね生まれた時からずっと前からわかっていたから悲しくはないけど君は魔法使いでくすんだ街をたまに照らすすぐに見えなくなるからあまり意味はないけど最後の魔法は不発に終わるだろう誰にも気づかれないままで霞んでゆく確かにある光消えそうな 夢とか希望が忘れてしまった約束が言えないで飲み込んだ言葉が未だ...
  • ウェイティングマン

    ウェイティングマン

    10年前に始まった終わらないタイプの旅も3年前に始まった困らない程度の愛も今でも夢をみてるの先週ついに始まったあの子のつれない態度も3分前に始まったいつもの胸の高鳴りも今でも夢をみてるの数センチの偶然を待てど変わらんねこの雪が止むまで置いとくことにしよう一旦全部気のせいにしてこの雪が止んだらアイスクリーム食べよ一旦全部...
  • 花瓶のうた

    花瓶のうた

    凍れた朝にぽとり歌うような声だよ窓辺の花に水をやるあなたの背中を見ている届かない便りを待ちやがて伸びてゆく影子供みたいに立ちつくすあなたの背中を見ている薄雪の森を 飽きもしないで走る唸りをあげろ 白い息 肺がちぎれるまで温んだ風と遊ぶ静かすぎる朝だよ窓辺に置いた花を枯らした歌うよ 意味ないけど...
  • 生活

    生活

    雨の音を部屋で聞きながらぼんやりとしている洗濯もの 外に干せない日が続いている溢れた悲しみは頬を伝い 流れ落ちるなんて事もなくいつかどこかであなたが泣いていても私もうきっと気づけないわ辻褄合わせ ガタガタ音を立てて生活は続いて行く鈍い光放って誰にも言えない秘密だとか優しい嘘だとかそういうのを一つずつ浮かべて川下まで見送...
  • 前夜

    前夜

    革命家が指をさすその方角に誰もが目を凝らす作戦通り今夜僕はスイッチを入れて街を焼き尽くす獣を放つデストロイヤー本当はとても愛しているんだよわかって欲しいよ飛び出した翼はすぐに夕闇に消えていったのさ「わたしのことならすぐわすれてほしいあしたのあさにはまたわらっててほしい」とささよなら交わして歌うように鳴いては寝静まる街の...
  • 春風

    春風

    「幸せになりたいわ」と 君は力なく笑ったため息 風に溶けて見えなくなるもうすぐ春が来ます君が欲しがってた返事はあんなものじゃなかったなそんなことばかり考えてるよ正解はわからないまま風吹け 君の髪よなびけ意味のない言葉を繰り返して笑った日々よ手紙を書き終えたら誰もいない改札を抜けてイカしたブルーの汽車に乗ってこの町を出て...
  • 光のまち

    光のまち

    どれだけ君が輝いても僕はくすんだままだどれだけ美しい声もこの耳では歪んでしまうどれだけ卑屈な言葉も君の前では意味がないんだ世界の真ん中 手を振っている正しさよ寒気がするくらい背中を丸めた 暗がりに慣れた希望の夜明けが近づく辻褄合わせ また始めようとして昨日の夜に破いたノート穴の空いた靴を履いて今日も性懲りもなくまた君の...
  • リトル・ミス・ストレンジ

    リトル・ミス・ストレンジ

    買い物に行こうよ 街に出かけよういらないものでも買っていいのさ2人乗りのチャリに乗ってみようよロマンティックあげるよ 燃えるくらいの話のわからんやつらが君を苦しめるだろうけど俯く君の横顔はとても美しいのさまあ 確かになんも関係ないけどあの角を曲がったらコメディアンが立ってるよ面白くはないけど とてもいい奴なんだよ間違え...
  • 恋と退屈

    恋と退屈

    どこにも行けない気がしてる曇りがちな町はブルー何分たっても来ないバスをずっと待ってる期待はずれの僕は今日も泣いてた時の君の顔思い出して安心しては耳を塞ぐよ溺れた日も 浮かれた日もYOU AND I NOW AND FOREVER なんてねクソみたいな昨日のこと全て君のせいにして今夜 世界の果てに囚われたあの子をこの手で...
  • ダンサーインザルーム

    ダンサーインザルーム

    ぼくら ひとつではないからどんな気持ちかわからないけれど 少しだけわかるんだなんだか誤魔化しているような変な顔をしてることも今は気づいてるよ必要としてるのさ君を愛してるよ笑い声に我を忘れ 思い出して言葉にできないやふたりだけのダンスを少し空いた時間に踊ろうダサい振り付けだね と笑って僕をみていてよ君が悲しい時にも僕は笑...
  • パーティーを抜け出して

    パーティーを抜け出して

    変わらない きっと僕らは友達のまま少しずつ 忘れていくんだろう夕焼けに照らされたふたりはまるでエンドロール すぐに解ける魔法毎日がパーティーいつでもかけ声合わせれば帰り道 君が歌った僕の知らない歌外れてるメロディー夜が来るまで遊んでいようぜほら パーティーは終わらんからねすぐにまた会えるのでしょう変わらない やっぱ僕ら...
  • 漂流劇団

    漂流劇団

    ねえママ 僕らの夢の国寝ても覚めても消えないのはなんでそのせいでいつでもくたびれて流れた涙が川を作るあいつとわたしの終わらぬ旅右も左も地獄の入り口どうしてこんなところへ来た惰性の吐息でお茶を濁してる今からこの世界がひっくり返らないかな客席はガラガラのまままた次の幕が上がるあなたを笑わせたいのだ歯の浮くような台詞を並べて...
  • ビューティ

    ビューティ

    夜の魔法をください全てがわかるような誰も気づかない日々を何度でも書き換えるような優しい嘘をください痛みが消えるようないつか気づいたあとで何も残らんようなハロー!ハロー!僕らの情けない日々を言葉にするからきいてよ君が頷けばなんだって月並みな愛を振りかざしてくれよ美しくなんかなれないと俯く君を見ていたいのさ結局何も出来ない...