• あいみょん

    「107」
  • 姿

    姿

    貴方はもちろんのこと顔も綺麗で すごく優しかったりやらしかったりするんだ似合ってない髪型と 神がかりの笑顔にやられちゃったりするよね 幸せ昔の写真を見て 変わってないねと夕焼けの空もそう言ってるいつまでも そう いつまでもふたりだけにしか分からない話がしたいこれからも そう これからもずっと ずっと ずっとこないだの喧...
  • 強くなっちゃったんだ、ブルー

    強くなっちゃったんだ、ブルー

    耳元で囁かれる「君は魅力的なんだよ」って手に入るレベルの魅力ってことかしら恥ずかしくなる言葉ね身体中が痛くなるね毛布にはびこる罪の香りにどうせ、明明後日にはきっと連絡もつかなくなる様な相性だってことを誤魔化すためにそう囁くのでしょう?そんなこと 経験済みだわジャックな心1ミリたりとも揺れないそれに落ち込んじゃって、ブル...
  • ペルソナの記憶

    ペルソナの記憶

    オムライスの返り血を受けて私はようやく恋の終わりに気づいたあれだけ素直にフライパンの上で踊ってたバターも中心で固まっているわ目障りな色違いの全て私の趣味だったけれど後悔するわ黙って過ごしていればそんな事も気にしないで済むけど内心戸惑っているわ心の中にいる貴方の名残を全て刺し殺して愛しかったはずの名前をオムライスに殴り書...
  • 皐月

    皐月

    五月雨 皐月の花は綺麗に 咲いて 咲いていました寂しさ満たせる人は隣に いない いない いないわどうか この世界のどこかに私が濡れないように傘をさしてくれる人がいるといいな いるといいなスローモーションで 時よ進めくだらないことは 全部すり抜けたいのぶつかんないでね 悪い者はお断りだからスローモーションで 時よ進め五月...
  • 初恋が泣いている

    初恋が泣いている

    電柱にぶら下がったままの初恋は痺れをきかして睨んでる「そんなもんか?」と牙をむいて言うのさあれは幻か?夜になればベランダから聞こえてくる過ちとかそんなのを混ぜた後悔を歌にしたような呪文が初恋が泣いている思ってるよりも近くで初恋が空を濡らすもしもこの夜があの子を奪うならそれもいいかもな小さい頃からのママの言いつけは今更だ...
  • 双葉

    双葉

    サヨナラが近づいているその意味に悩まされる八の字に曲がった君の眉が懐かしい 思い出すよ出会いの記念日 荒れた頬にあたたかいキスをくれたね泣きベソの顔 ひどく汚れて一緒に笑ったよねもう覚えている全部が青になるあの日よりも少し遠くで今伝えたいことが君も大人になったら恋をするんだよ運命の人に出会うまでは傷が絶えないかもだけど...
  • ハート

    ハート

    伝えることが難しいこと近くにいればいるほどなんだか胸が痛い眠たい夜に眠れないこと予測できない帰りを待ってる私がいるひとつになる度、期待すること近くにいればいつかは待ってる?柔い時間見過ぎた理想と笑われたこと私の隅で小さく高鳴ってる未来が泣くさようならは嫌わがままかしら?ただ貴方の、貴方の心を奪えたら...寒さに負けない...
  • 森のくまさん

    森のくまさん

    初めてそうなった時の事を思い出して死にそうになってる薄っぺらかったよ全部すぐに破けてしまうくらいの薄さで繋がってた朝方乾いたファンデと口紅で更に抱き合った死ぬほど愛してる分厚い心でキスしてるそれくらいの覚悟がないとまた泣くことになるからねそれでもやっぱり苦しい 苦しい貴方という海に溺れている泳いでも もがいても進まない...
  • 愛を知るまでは

    愛を知るまでは

    いざ、手のなる方へと導いたのは 誰でもない自分自身なのに自信がないよ 笑っちゃうなもたついている空気が抜けたままの身体走れど走れど続く人生という名の死ぬまでのエピソードは軽いままの身体では吹き飛ばされてすぐに終わってしまうなあー、誰にもないものを持っていたいのになぁ無理矢理に抱きしめてた心を今解いて優しい心を持ちたいの...
  • ミニスカートとハイライト

    ミニスカートとハイライト

    ミニスカートとハイライトイカした彼女のボーイフレンドが俺だったらいいのに俺だったらいいのになショートカットに赤い紅目が離せない彼女のボーイフレンドが俺だったらいいのに俺だったらいいのになはやくはやく彼女のあの唇に触れたいのだけれどいつもいつも邪魔をするあいつは誰だ?ミニスカートとハイライトイカした彼女のボーイフレンドが...
  • サムシング・ニュー

    サムシング・ニュー

    僕らは最強なんだぜさあ、進もうよ 姫大興奮を最小限に落ち着かせ何でもないフリをしてそのカードを手に取れ僕らが望んでいた景色全部は今日という日の為にあったのだ!大名様もビリケンさんも味方に付け何ちゃってヒーロー気分でその角を曲がれ僕らの持つ羅針盤を頼りに今日という日も乗り越えて行くのだ!前方100メートル先に小さな石ころ...
  • 桜が降る夜は

    桜が降る夜は

    「4月の夜はまだ少し肌寒いね」そう語り合う 微妙な距離の2人どこかで聞いた噂話に悩まされて危険な道ほど進みたくなる私だけど声に乗せたい気持ちが冷たい風に流されざわつく川沿いをなぞり歩く桜が降る夜は貴方に会いたい、と思いますどうして?と聞かれても分からないのが恋でこの体ごと貴方に恋してるそれだけは分かるのです4月の夜に2...
  • 君はロックを聴かない

    君はロックを聴かない

    少し寂しそうな君にこんな歌を聴かせよう手を叩く合図雑なサプライズ僕なりの精一杯埃まみれ ドーナツ盤にはあの日の夢が踊る真面目に針を落とす息を止めすぎたぜさあ腰を下ろしてよフツフツと鳴り出す青春の音乾いたメロディーで踊ろうよ君はロックなんか聴かないと思いながら少しでも僕に近づいて欲しくてロックなんか聴かないと思うけれども...
  • スーパーガール

    スーパーガール

    さりげない君のサインにも気付けない僕は尖った台詞で君を斬りつけたりしているんだそれでも君の世界とは離れがたい僕は矛盾と理屈で君を締め付けている悲壮感や憂鬱も君の身体の中へ押し込んでしまう僕だよ情が湧いて捨てられないなら最後まで君はスーパーガール未だ僕の心や眼を狂わせてスーパーガール 今や僕を支配しているんだぜ知らなかっ...
  • 朝陽

    朝陽

    「今日はちょっと早いかもゴメン」なんて言われましても私遅かれ早かれ後悔するから何でもいいよ もう何でもどうでもいいよ もうどうでもズタズタになってボロボロになってどっかの公園の隅にでも捨てて下さい愛されたい 愛されてみたい愛されて 愛してみたい「終電逃して何のつもり?」って聞かれた恥ずかしさ期待してないなんて言えないし...
  • シガレット

    シガレット

    あの頃より好きな人に出会うまでにどれくらいのお金と身体と時間があればいいですかありきたりに傷ついては出会い頭でまたつまずくありがと ごめんね さよならもういいから出来損ない出来そうもない忘れることウソもやめることふんわり落ちてく煙とその苦笑いに手を振ってやっぱり落ち着く香りにもう仕方なく身体を埋めるのです夏が過ぎ空はま...
  • そんな風に生きている

    そんな風に生きている

    その気になれば私だって不幸みたいな顔はできるそれでよければいつだっていつだってそうしてみせるわそんなことで救われるなら早いことプライドも捨てたそれでよければいつだっていつだってどん底に落ちた女のふりして適当に頭を撫でられ食べていくそんな可愛そうな目で私を見ないでいて生きてゆく術は人それぞれだから 私はいつも風まかせそん...
  • 黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を

    黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を

    愛は全てを解決しない金があれば何でもできるかもしれない余裕のある生き方がしたいでも鐘のなる方へは行かないぞ高いものに目は眩むけれど安っぽいものを最後まで信じてみたい余裕のある人はかっこいいでも余裕のない人生は燃えるそうやって自分を奮い立たせることも負けず嫌いも生まれつきだからもっと刺激を もっと混乱を もっと人生を黄昏...
  • チカ

    チカ

    A.P.C. の黒い財布なくしてしまって海へダイブ嘘を見破ってよダーリン現実逃避の小旅行のぞいて心の奥の内部たぶん汚れてるかもねだいぶ嘘を見破ってよダーリンこのままじゃ私きっとすぐ帰れないあなたの為にもう尽くせないわ笑って見過ごしたあなたのせいだわもしも 2人の最後が今日だとしたならあと少しほんの少しだけ求めていて欲し...
  • ポプリの葉

    ポプリの葉

    結局忘れられなかった香りを買いに渋谷へ簡単に自分の香りを捨ててしまうような女です普段はあまり行かないようなお店に入るのもいいねこの香りにたどり着くまでに本当に色々あったな馬鹿だって分かってる懲りてないよなまだだって 捨てきれない思い出があるよなもう一度 もう一度あの日に戻ってやり直したいなそしてこの香りとは結びつきたく...