平井堅
「108」片方ずつのイヤフォン
悩んでること馬鹿らしくなる澄んだ青空に吸い込まれそうさ遅い朝に乗る下りの電車ボックスの席で話をしよう選び抜いたカセットにはJ.B, Stevie Wonder, Southern All Starsドライブのデートのように大声で歌えなくて物足りないけど2人だけに聴こえる片方ずつのEarphoneすごく近くに居ること実感...悲しいのは君だけじゃない
Don't Cry Baby 泣かないでよ もう悲しいのは 君だけじゃない週末には時を忘れて2人だけの隠れ家探した帰り道はただ寂しくてまた会う日の話だけをした忘れないよう胸の奥 一本僕等の旗を掲げようDon't Cry Baby 愛しき人よありふれてるフレーズが巡るいつの日か優しく変わるよこの痛みも許せない嘘もふとこぼ...君がわからない
視線を落としては爪を見ながら話す僕には判ってる何かを隠す癖とどこに行ってた?何をしてた?言えない 言えるわけない答えは聞きたくもないきっと君を繋ぎ止められるはずさそっと知らぬ振りをして眠れぬ夜を過ごすだけ寝返りうつ度に君の寝息を気にして気遣いが窮屈に変わってく狭い部屋抱いたときだけ素直になる心も身体くらいに分かりやすけ...ステージ
ランドセルの頃に 描いてた地図ひらがなでそっと書いた“うたをうたいたい”夢を抱き潜る 群衆の海光ある壇上に 昇りたかったごちゃ混ぜにした 言葉を編んで笑顔の君に会いに行く大きな声で囁くから君だけの胸でこの想いを受けとめてひたすらに追いかけ 手を伸ばすたび見失った優しさ こぼれた涙傷ついた心も 言葉に変える伝えたい人が今...Negative
どれだけ好きだと言えば君は満たされるのだろうあの頃は恋している自分を愛してた季節を引きずり回し君を抱きしめる度に黙ったままの素肌に深い傷を付けた君の心の行方が気になりだして僕からかける電話の数を減らした思い通りに動かぬ恋だったけど動かない思い出だけ食べて生きる「本当の私を見て」と叫んだ細い腕が初めて悲しく見えたどうして...Precious Junk
流れてる街で立ち止まる 笑顔が見つからない傷つかぬように うつむいて 足早に歩き出すぶつかった肩から いらだちを吐いただけど 振り返ればそこに うなだれた僕がいるいつもこのままじゃ夢さえも逃げて行く凍えた想い 溶かしたいいつかこの僕を飛び超えられたなら行き交う靴音に流されず 歩いて行く事が出来るだろうたくさんの言葉 溢...